AI音声ジェネレーターの選び方【2026年】:比較すべきポイント
· 9分で読めます · Leeloチーム
いちばん良いAI音声ジェネレーターとは、自分のプロジェクトに使えるライセンス付きの音声を、完成1時間あたりの実質コストがいちばん低く手に入れられるものです。それを見つけるには、5つを比べます。1か月ぶんの音声に実際いくらかかるか、音声を商用利用できるか、必要な声と言語が購入するプランに含まれているか、ナレーション以外に何が必要か(クローン、吹き替え、クリーンアップ)、そしてツールが変わったり終了したりしても、つくったものを持ち出せるかです。
このガイドでは、2026年10月に各社の公式料金ページで確認した数字とともに、1つずつ見ていきます。並べて詳しく比べるには、Murf AI、Speechify Studio、WellSaid Labs、Descript、NaturalReaderとの比較をご覧ください。
AI音声ジェネレーターの料金が、これほど違って見えるのはなぜですか?
ツールごとに、数えているものが違うからです。料金を比べる前に、同じ単位にそろえましょう。1か月に仕上がるナレーションの時間数です。
| ツールが数えるもの | 例 | 換算のしかた |
|---|---|---|
| 生成した時間または分 | Murf AI:Creatorプランで月2時間 | すでに時間 |
| ダウンロードした音声の分数 | WellSaid Labs:Starterプランで月20分 | すでに分 |
| 音声の秒数をクレジットで | Speechify Studio:1秒あたり1クレジット | クレジット ÷ 3,600 = 時間 |
| 文字数 | NaturalReader:1文字あたりのクレジット | 英語では1語あたり約6文字、1分あたり150語 |
| 語数 | Leelo:標準の声で1語あたり1クレジット | 語数 ÷ 150 = 分 |
ナレーションは1分あたり約150語で話されるので、9,000語で1時間になります。LeeloのStarterプランでは、80,000クレジットが標準の声で月約9時間、プレミアムの声で約6時間のナレーションになります。MurfのCreatorプランは月額29ドルで2時間です。WellSaidのStarterは19ドルで20分です。
年払いだけの料金に注意
一部のツールは、月あたりの最安値を表示しながら、請求は年払いです。Speechify Studioのプランは年額で表示されています(年100ドルと年300ドル)。お得になることもありますが、1年ぶんを先に払うことになります。比べる前に、月払いの選択肢があるか確認しましょう。
音声を商用利用できますか?
ほとんどすべての無料プランは「できません」です。Murf、Speechify、WellSaidの無料プランはいずれも商用利用の権利が含まれず、ダウンロードすらできないものもあります。それは普通のことで、試すぶんには問題ありません。大切なのは、実際に支払うプランに商用ライセンスが含まれているかどうかと、それが公開する場所をカバーしているかどうかです。YouTubeの収益化、有料講座、広告、書店で販売するオーディオブック、電話システムなどです。
Leeloでは、どの有料プランでつくった音声も商用利用できます。無料プランは、製品を試すためと個人利用のためのものです。
必要な言語は、購入するプランに含まれていますか?
ツールのトップページには、どこかで対応しているすべての言語が数えられていることがよくあります。購入するプランでは、もっと少ないかもしれません。WellSaidは50以上の言語とアクセントを掲げていますが、セルフサービスのプランは英語で、ほかの言語はEnterpriseに付きます。Speechifyは吹き替えで60以上の言語を掲げていますが、ナレーションではそれより少なくなります。
確認するのは3つです。
- 必要な言語とアクセントそのもの。 ブラジルのポルトガル語とヨーロッパのポルトガル語、湾岸地域のアラビア語とエジプトのアラビア語は、別の仕事です。まず声を聴きましょう。Leeloの音声ページでは、すべての声を言語ごとに聴けます。たとえばアラビア語、ポルトガル語、ヒンディー語です。
- その言語に声が何種類あるか。 全体ではなく、その言語の数です。1,000種類の声があるカタログでも、必要な言語は3種類だけ、ということがあります。
- 読み方を直せるか。 名前、ブランド名、略語は、どの言語でも読み間違えられます。読み方リストがあれば、言い換えにかかる何時間もの手間が省けます。
ボイスクローンは必要ですか?どのプランから使えますか?
ご自身の声(または、同意を得たボイスアクターの声)をクローンする機能は、ツールによる違いがいちばん大きい部分です。
- Murf AIは、Enterpriseのアドオンとしてクローンを掲載しています。
- WellSaid Labsは、法人のお客様向けにカスタムボイスを制作します。
- Descriptは、Hobbyistプランからクローンが含まれます。
- NaturalReaderは、すべての商用プランに含まれます。
- Leeloは、Starterからクローンが含まれ、文章で説明した声を新しくデザインすることもできます。
クローンが大事なら、ツールが同意についてどんな確認を求めるか、そして解約したときにその声がどうなるかも尋ねましょう。
ナレーション以外に、何が必要ですか?
ナレーションだけで済む仕事はめったにありません。ボイスオーバーの前後に何があるかを、書き出してみましょう。
- 1つの台本に複数の話者。 対話、インタビュー、ドラマには話者ごとの声が必要で、残りを作り直さずに1行だけやり直せることも求められます。
- 吹き替え。 完成した動画を別の言語に翻訳します。別売りのツールもありますが、Leeloでは吹き替えも同じクレジットで使えます。
- 文字起こし。 録音をテキストにして、字幕にしたり、台本の出発点にしたりします。
- ノイズ除去。 録音した声を整えて、AIナレーションと並べても違和感がないようにします。
- 効果音と音楽。 声の下に、それぞれ専用のレーンで配置します。
- API。 自社のシステムから自動で音声をつくりたいとき。
リスト全体をカバーする1つのツールは、たいてい3つのサブスクリプションより安く速いものですが、それは各パートをきちんとこなせる場合に限ります。お金を払う前に、必要なパートを無料プランで試しましょう。
ツールが終了したらどうなりますか?
かつては仮定の話でした。この1年で、有名な音声ジェネレーターが2つ終了しました。
- PlayHTは、2025年7月にMetaがPlayAIを買収したあと、2025年末に終了しました。元ユーザーは、アカウント、音声、ボイスクローンが残らなかったと報告しています。PlayHTの代替をご覧ください。
- LOVO(Gennyの開発元)は、2026年5月に連邦破産法第7章(Chapter 7)による清算を申請し、サイトは閉鎖されています。LOVOの代替をご覧ください。
どのツールを選ぶにしても、次のように備えておきましょう。
- つくったものはすべてダウンロードします。 再編集するかもしれないものはWAVで。
- 台本は、ツールの中だけでなく、外にも保管します。
- クローンの元にした録音を残します。 別の場所で同じ声をつくり直せるように。
- 新しいツールは、信頼できるようになるまで月払いにします。 年払いのほうが安くても。
かんたんなチェックリスト
申し込む前に、答えを書き出しましょう。
- 1か月に仕上げる音声は何時間で、各ツールでいくらになるか。
- 購入するプランに、公開先に合った商用ライセンスは含まれているか。
- 自分の言語とアクセントがそのプランに含まれ、声の数も十分か。
- クローン、対話、吹き替え、文字起こし、クリーンアップは必要か。必要なら、どのプランから含まれるか。
- すべてダウンロードできるか。月払いにできるか。
そのうえで、同じ短い台本を無料プランの2つか3つに通して、聴き比べてください。料金ページではわからないことも、耳なら5分で決められます。
よくある質問
いちばん良いAI音声ジェネレーターは何ですか?
唯一のベストはなく、何をつくるかによります。ライセンス付きのボイスアクターの声を使った英語の企業向けナレーションなら、WellSaid Labsが強いです。録音した音声や動画の編集なら、Descript。多くの言語での台本つき音声を、クローン、吹き替え、ほかのツールまで1か所でそろえるなら、Leelo。完成1時間あたりのコストと、上で見たプランの詳細を比べてください。
長いプロジェクトで、いちばん安いAI音声ジェネレーターはどれですか?
すべての料金を、1か月のナレーション時間に換算してください。1分あたり約150語で、LeeloのStarterプラン(月額19ドル、80,000クレジット)なら標準の声で約9時間になります。MurfのCreatorプランは29ドルで2時間、WellSaidのStarterは19ドルで20分です。
無料プランのAI音声を、YouTubeで使えますか?
商用利用では、たいてい使えません。Murf、Speechify、WellSaidを含むほとんどの無料プランは、商用利用の権利を除外しています。チャンネルを収益化しているなら、商用ライセンスが含まれる有料プランをお使いください。
PlayHTとLOVOはどうなったのですか?
PlayHTは、MetaがPlayAIを買収したあとの2025年末に終了しました。LOVOは2026年5月に連邦破産法第7章(Chapter 7)による清算を申請し、サイトは閉鎖されています。両方の元ユーザー向けの代替は、比較ページでご覧いただけます。
つくったものを失わずに、AI音声ツールを乗り換えるには?
つくったファイルをすべてダウンロードし、台本を書き出し、クローンした声の元になった録音を手元に残します。そのうえで、新しいツールに台本を取り込み、話者ごとに声を選び、元の録音から、話者の同意のもとで声をクローンし直します。

